作品紹介・1990's


個人都市
個人都市

『個人都市』

Personal City

(16mm/color/23min./1990)

 

賞味期限切れのポテトサラダを食べた為に下痢をした男が迷い込んだのは、世にも奇妙な個人空間だった。実写、スチル写真合成、クレイアニメ、マットペインティング等さまざまな手法を織り交ぜて紡ぎだされる妄想の錯綜劇。

 

  • イメージフォーラムフェスティバル1990:招待上映(日本)
  • メルボルン国際映画祭1991:コンペティション部門正式上映(オーストラリア)
  • ベルリン国際映画祭1992:正式上映(ドイツ)
  • バレンシア国際映画祭1992:正式上映(スペイン)
  • レティナ国際映画祭1993:シゲトヴァール市長賞     (ハンガリー)
春子の冒険
春子の冒険

『春子の冒険』

Haruko Adventure

(16mm/B&W/14min./1991)

 

無機物と交信できる超能力少女・春子は、ある朝何者かの呼び声に目覚め、誘われるままに無数の“もののけ”が棲みついた昭和30年代の廃屋アパートにたどり着く。少女へのほのかな憧れと、都市への郷愁を漂わせたSFホラー&ファンタジー。

 

  • イメージフォーラムフェスティバル1991:招待上映(日本)
  • ロンドン国際映画祭1991:正式上映(イギリス)
  • 神奈川映像コンクール1994:最優秀賞(日本)
箱の時代
箱の時代

『箱の時代』

Box Age

(16mm/color/26min./1992)

 

女性に対しコンプレックスを持った男が、紆余曲折を経て理想の女性に巡り合うが、彼女の正体は何と……。結婚をテーマとした諧謔的な社会風刺劇。(音楽:中村滋延)

 

  • イメージフォーラムフェスティバル1992:招待上映(日本)
  • ブリスデン国際映画祭1992:企画上映(オーストラリア)
  • バンクーバ映画祭1992:企画上映(カナダ)
  • オーバーハウゼン国際短編映画祭1993:コンペティション部門正式上映(ドイツ)
  • アトランタ映画祭1994:企画上映(アメリカ)
蓄音機13号
蓄音機13号

『蓄音機13号』

Gramophone No.13

(16mm/ B&W /20min./Silent/1993)

 

マッドサイエンティストが生ゴミ袋の中から探し出した貝殻を「蓄音機13号」という機械に入れて理想の恋人を創造しようとするが…。クレイ・アニメーションと実写を組み合わせた幻想的な作品。

 

  • イメージフォーラムフェスティバル1993:招待上映(日本)
ATAMA
ATAMA

『ATAMA』

(DV/ color / 30sec./ 1994)

 

スキンヘッドの男が食べようとしたオムレツの中から無数の小人が出現。彼らは男の脳内に潜入し、ついに頭部を爆発させてしまう。(製作:MTV JAPAN)

 

  • ワールドオンエア
  • 広島国際アニメーションフェスティバル1994:企画上映 (日本)
  • アヌシー国際アニメーション映画祭1995
  • 広島国際アニメーションフェスティバル1996:コンペティション部門正式上映(日本)
パパが飛んだ朝
パパが飛んだ朝

『パパが飛んだ朝』

Flying Daddy

(DV/ color /20sec./ 1997)

 

ある朝パパが布団の中で巨大な虫になり、驚愕する家族の目前で瞬時に羽化し、窓を突き破って空へ飛び立って行く。(製作:MTV JAPAN/プロデューサー:寺井弘典)

 

  • ワールドオンエア
  • MTVステーションIDコンテスト1996:優秀賞(日本)
  • ソウル国際アニメーション映画祭:正式上映(韓国)
  • バーデン国際アニメーション映画祭:正式上映(スイス)
  • アヌシー国際アニメーション映画祭1998:最優秀シークエンス賞(フランス)
  • BDA国際デザイン賞1998:銅賞(アメリカ)
  • オタワ国際アニメーション映画祭1998:部門賞(カナダ)
  • オランダ国際アニメーション映画祭1998:最優秀リーダー賞(オランダ)
DRAGON
DRAGON

『DRAGON』

(DV/ color /40sec./ 1999)

 

ファーストフードで働いている少女にセクハラする店長。その姿は醜い怪獣そのものだ。激怒した少女は超巨大化し、店長を踏み潰してしまう。(製作:VIBE)